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西吾妻福祉病院 地域医療振興協会
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[2017.11.30]
《臨床指標から》 〜脳梗塞について〜

 脳の血管が何らかの原因で狭窄(狭くなる)、閉塞(つまる)になるとその先にある脳細胞に血液が充分に行き渡らなくなります。
 脳細胞は血液に溶けている酸素と糖分で生きているのでこれが足りなくなると脳細胞は死んでしまいます。これが脳梗塞です。脳血管がつまる原因は大きく分けて2つあります。


【血栓症】 動脈硬化によって徐々に血管の中が狭くなりついには閉塞するもの。症状は徐々に進行することが多く、時には一時的に麻痺や言語障害が出てその後改善する場合(一過性脳虚血発作)もあります。脳梗塞の前ぶれとして現れることがあります。

【塞栓症】 血液の固まりが血管の中を流れて脳血管に流れて閉塞させるもの。 多くは心臓の不整脈(心房細動)により心臓の中で血液がよどんで、血液の固まり(血栓)ができるとこれが血液の流れに乗って脳血管に運ばれ血管をつめてしまうものです。いきなり血管がつまるため症状は突然に起こります。また太い脳血管がつまることが多いので症状も重い場合が多いと言えます。元巨人軍の長嶋さんをおそった脳梗塞がこれです。


 早期診断が重要で、治療には薬物療法、手術、リハビリテーションがあります。
 当院は手術は行っていませんので、診断(@)・薬物療法(A)・リハビリテーション(B)について紹介します。


@ 急性期脳梗塞患者に対する入院2日目以内の頭部CTもしくはMRIの実施率

適切な診断、治療において、早期にCT撮影あるいはMRI撮影を行うことが求められています。国立病院機構臨床評価指標2015年は95.3%、目標は95%以上となっています。
当院は全症例で入院初日に検査が行われていました。


A 急性脳梗塞患者に対する抗血小板剤、抗凝固剤(※)の投与率

急性脳梗塞患者の転帰の改善や早期再発予防を目的として、患者状態にあわせて、抗血小板療法や抗凝固療法等を行うことが必要になります。ただし、薬物療法が適用とならない場合もあります。当院では参考値の国立病院機構臨床評価指標2015年平均値86.3%より、上回っていました。


B 脳梗塞患者における早期リハビリ開始率

脳梗塞患者における早期リハビリ開始は、廃用症候群の発生を防止するために重要です。日常生活の自立と社会復帰につなげていくことが求められます。
曜日の関係からリハビリスタートが5日目になっている患者数を合わせると93.3%(14/15人)でした。
参考値の国立病院機構臨床評価指標2015年の平均値は86.3%です。
今後も早期の介入を継続していきます。

(参考文献:脳神経外科学会ホームページ)


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